毎朝

 

毎日6時に起き、7時半の電車に乗るために準備をする。

化粧をし、食べたら間に合わないと思いながらも用意された朝ごはんを食べ、バタバタと服を着替えて歯磨き家を出る。

最寄りの駅まではタバコを吸い近くなったら火種を消し、改札に着く前に携帯灰皿へしまう。ここでもたつくと改札前で立ち止まることになるからなるべく急いで行う。

改札を入り、目の前のホームで電車を待つ。知り合いがいないかを確認して、香水を付ける。家で付けると母親がイヤな顔をするから。

電車が来て、いつもの車両に乗る。次降りる時に目の前が階段だからだ。

電車が停車し、階段前で人混みに揉まれる。

お気に入りの靴を踏まれたくないから小刻みに足踏みをしながら人混みのなかで階段の列を作っていく。この状況が最も空気の読み合いだと思ってる。

無心で流れに身をまかせ、乗り換え先のホームに着いたところで我に帰り、電光掲示板で急行が何両編成のかを確認して、いつもの場所まで歩いて電車を待つ。

ボーッとしていたことを少し気悩む。眠いのか、疲れているのか考えて現状をイヤになる。

電車が来たら乗り込むタイミングでドア側立ち位置が空いていないかを確認する。そこに立てたらいいなと思いながら歩き進めるが先に立たれてしまい、手前で小さな渋滞が起こる。考えてることは皆同じらしい。

次降りるとかは乗ってきた方と反対の出口のため、乗り口ではない方に近づいて立つ。

あわよくば場所を変わってほしいから、先になっていた高校生の近くに立つことが多い。

ドアが閉まり出発すると同時に携帯を出しLINEとTwitterを確認する。面倒な時は確認もせずソリティアを始める。ゲームが成功すると1日悪くないのかなとか考えながら成功するように頭を使っていく。眠気と頭の回転を取り戻すためにも。

夢中になると乗り過ごすことがある。なるべく停車駅では今がどこなのかを確認するようにしているが、停車したことに気付かないこともしばし。乗り過ごすと遅刻が確定するため毎日気を付けてはいる。

停車駅の3駅目で降りる。降りる人が多いため、譲り合いながら降りる。いつも同じ場所で降りるため、降りた先は階段の前。人混みができるため、また、小刻みに足踏みをしながら流れに身を任せて階段を下る。下りおわった先でパスモケースを出し、パスモの向きを確認して改札でもたつかないようにする。人が少ないところの改札を目掛けてあるき、改札を出たところでまた人混みに揉まれる。ここまでくると遅刻しないことが確定するので無心で流れに身をまかせながら乗り換え口まで足を進める。階段を二回下ったところで、次の乗り換え口でパスモをかざすためパスモケースを出し、パスモの向きを確認する。

パスモをかざし、前が詰まったところで無心で歩いていたことに気がつき前の人にぶつからないように気をつけ始める。気がつくと周りには多くの人がいて、少し恐怖を感じる。階段を登りホームまで行くため少し長い階段をのぼりホームが見えるくらいで電車が来ていないか首を伸ばす。電車が来ていないことを確認したらいつもの立ち位置まで歩く。足元の目印の少し先に立ちたいため、足元を確認しながら歩く。立ち位置まで歩いたら周りに同じ学校の生徒がいることを確認して、まだ間に合う時間だと改めて安心する。

すぐ電車が来るためホームで携帯の時間を確認してポッケにしまう。

電車が来て乗り込むときに次の駅で反対口から降りるため奥に入り込まないように乗り口と反対に歩き進める。

ドア側の立ち位置は空いておらず手すりにつかまりながら電車が発車するのを待つ。発車したところでまたソリティアを始める。次の駅で降りるため乗車中に1ゲーム終わらせたいと思いながらゲームを進める。

電車が停車し、周りの人も一斉に降りる。階段を下りながら、反対の階段から同級生が降りてこないか確認して、改札まで歩き進める。

歩き進める過程でパスモケースを出し、パスモの向きを確認して、改札をでる。

でた先で知り合いがいないことを確認して、バスの停留所まで歩く。

歩く途中で喫煙所に寄るか迷いながらバスに乗り遅れないために寄らず停留所まで急ぐ。

荷物が重く、なるべくバスでは座りたいため、停留所の列は前の方に並びたい。

交差点を渡り、停留所まで着くとバスが来ているため歩き止まることはなくバスに乗り込む。

バス内では座って携帯をいじりたいため、周りに知り合いがいることに気がつきたくない。空いている席を目掛けて、歩き、座ったところでカバンを隣に置き、携帯をいじる。

バスが発車したことを感じながら携帯をいじり続け、気がつくと学校までついていることがほとんど。

バスは一番最後に降りたいため、もたついているフリをしながら、雰囲気であと何人残っているかを感じ、残りの人たちが立ち上がって歩き進めたタイミングで私も立ち上がる。バスを降り、最後の私が降りたところでバスのドアが閉まり、走り始める。

学校に着き、エントランスまで歩き、掲示板を確認するか悩みながらエレベーター待ちの列を確認し、人が少なかった時はエレベーターに乗ることにする。

 

ここまでが私の毎日の流れで、普段から頭を使って、気を使って生活してるため、無心になるこの朝の時間が自分にとって少し違和感を感じるため、文字に起こした。

なにが言いたいかというと、朝の私はどうかしてる。面白いね。

 

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